青花紙とは

【読み:あおばながみ】

つゆくさの花の絞り汁から得られる青い液を、美濃紙に刷毛で塗って天日で乾かしたもの。塗って干すを繰り返し、元の紙の4倍の重さになるまでにしたものが、青花紙です。これを水に溶かしてできる薄青色の絵の具が下絵付けに用いられます。青花紙から浸出した液で描いた線は、水で洗い流すことができるので、友禅染めの下絵を描くのに使われます。

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