祭り風俗とは

【読み:まつりふうぞく】

産土神(うぶすながみ)の祭礼は、夏季に多く行われたので、町ごとに独自の浴衣を染めぬいてそろいとして、御輿(みこし)渡御を行ない、また、町内に御酒所をつくり、町の世話役が日夜そこに集合し、町内の大人、子供を集めて町内御輿をかついで産土神に往復したり、町内を回りました。その風俗は、そろい浴衣に白の半股引き(ももひき)と豆絞りの手拭いで、世話役は、花笠をかぶるか、背にして、白足袋、麻裏草履姿でした。

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