【読み:さいし】
宮中女官の髪飾りの一種です。
①中国の髄、唐よりもたらされた二本脚の簪(かんざし)です。木、竹、金、銀、銅などでつくられ、二本を一組みとします。古代の宝髻(ほうけい)や、中古の蔽髪(へいはつ)にさして用いました。
②近世、女房晴れ装束を着用する際、御垂髪(おすべらかし)の前髪に飾る鍍金(めっき)の平額(ひらびたい)[=中古の蔽髪]をさします。
【読み:さいし】
宮中女官の髪飾りの一種です。
①中国の髄、唐よりもたらされた二本脚の簪(かんざし)です。木、竹、金、銀、銅などでつくられ、二本を一組みとします。古代の宝髻(ほうけい)や、中古の蔽髪(へいはつ)にさして用いました。
②近世、女房晴れ装束を着用する際、御垂髪(おすべらかし)の前髪に飾る鍍金(めっき)の平額(ひらびたい)[=中古の蔽髪]をさします。