【読み:ら】
薄く織った絹の布です。もともと「羅」は鳥を捕らえる網を意味する語でした。羅はからみ織りで織った目の粗い絹織物で、経糸が左右の経糸と絡み合わせて織られています。それにより、目は粗いけれどもしっかりした生地に織り上がります。羅の組織は編み物や網のようにも見えるため、この字が使われたようです。羅は目の粗さから、通気性に富み、夏の織物として用いられます。
【読み:ら】
薄く織った絹の布です。もともと「羅」は鳥を捕らえる網を意味する語でした。羅はからみ織りで織った目の粗い絹織物で、経糸が左右の経糸と絡み合わせて織られています。それにより、目は粗いけれどもしっかりした生地に織り上がります。羅の組織は編み物や網のようにも見えるため、この字が使われたようです。羅は目の粗さから、通気性に富み、夏の織物として用いられます。