お染帯とは

【読み:おそめおび】

帯の名称です。麻の葉模様の緋鹿の子絞りの帯で、両端に4~5cmの黒繻子の縁をとった鏡仕立てのものです。江戸の中期、大阪東堀の油屋太郎兵衛の娘、お染が、丁稚(でっち)の久松と心中した事件を、歌舞伎が取り上げて上演した際に、お染が締めていたことから有名になりこの名がつきました。

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