【読み:ぬきにしき / よこにしき】
ペルシャ、サザン系織法にならい、隋(ずい)末期、唐の初期に織り始められた錦をいいます。数種の彩色した緯(よこ)糸を浮沈交替させて文様を織りあらわしました。古くから行われている「経錦(たてにしき)」より簡単な機構で、盛唐には、多くの彩緯(いろぬき)を使い、虹色のような五彩を配した濃淡明暗を重ねた配色の『大華文錦』が織られました。日本では、和銅年間(708〜715)ごろに始められたといわれています。地は、綾がらみで光採ともに華麗となります。
【読み:ぬきにしき / よこにしき】
ペルシャ、サザン系織法にならい、隋(ずい)末期、唐の初期に織り始められた錦をいいます。数種の彩色した緯(よこ)糸を浮沈交替させて文様を織りあらわしました。古くから行われている「経錦(たてにしき)」より簡単な機構で、盛唐には、多くの彩緯(いろぬき)を使い、虹色のような五彩を配した濃淡明暗を重ねた配色の『大華文錦』が織られました。日本では、和銅年間(708〜715)ごろに始められたといわれています。地は、綾がらみで光採ともに華麗となります。