紺木綿とは

【読み:こんもめん】

埼玉県忍町、羽生町、加須町方面で織られた平織りの小幅紺木綿で、この地方産のものをとくに「盲縞(めくらじま)」、または、「青縞」といいます。産地により、多少の違いはありますが、一般的には、経(たて)に16~20番の単糸を、緯(よこ)に12~16番の単糸を用い、経緯とも紺色に染色し、平織りにしたやや厚地の小幅木綿です。かつては、足袋、脚絆(きゃはん)、腹掛け。股引き(ももひき)などに使用されました。

関連するキーワード

タグ「平織」に関連するワード

タグ「木綿」に関連するワード

タグ「足袋」に関連するワード