【読み:きちょう】
部屋を区切る道具で、中世において、貴婦人が座る側に立て、他と隔てるのに用いたのがはじまりです。高さ90㎝~1m20cmの柱を台の上に2本立て、柱の上に長い横木を渡し、それにとばり(垂れ布)をかけたものです。とばりの幅は五幅とされ、冬は綾絹、夏は生絹や綾織が用いられました。
【読み:きちょう】
部屋を区切る道具で、中世において、貴婦人が座る側に立て、他と隔てるのに用いたのがはじまりです。高さ90㎝~1m20cmの柱を台の上に2本立て、柱の上に長い横木を渡し、それにとばり(垂れ布)をかけたものです。とばりの幅は五幅とされ、冬は綾絹、夏は生絹や綾織が用いられました。