【読み:かけおび】
①女房装束の裳(も)の腰につけてあるひものことです。肩から越して前面で結びました。室町時代ごろから、1843年(天保14年)に「裳」が改正されるまで用いられました。江戸時代の「掛帯」は、刺繍をほどこした美麗なものでした。②平安時代に女性が参詣(さんけい)するときに、胸から掛けて背で結んだひものことです。赤い絹を細くたたんで用いました。
【読み:かけおび】
①女房装束の裳(も)の腰につけてあるひものことです。肩から越して前面で結びました。室町時代ごろから、1843年(天保14年)に「裳」が改正されるまで用いられました。江戸時代の「掛帯」は、刺繍をほどこした美麗なものでした。②平安時代に女性が参詣(さんけい)するときに、胸から掛けて背で結んだひものことです。赤い絹を細くたたんで用いました。