【読み:ほそなが】
①生まれてまもないこどもの産着のことです。平安時代から用いられました。当初の形態は不明ですが、近世に伝承されたものは、白綾の一幅の水干(すいかん)[=狩衣(かりぎぬ)の一種]で裾が非常に長いものです。少年に使用されることもありました。②少女や若い女性の平安時代の略装のことです。衽(おくみ)のない細長い袿(うちき)で、正式の場合、小袿に重ねますが、普段はこれだけで着ました。近世には、元服前の女子の正装となりました。
【読み:ほそなが】
①生まれてまもないこどもの産着のことです。平安時代から用いられました。当初の形態は不明ですが、近世に伝承されたものは、白綾の一幅の水干(すいかん)[=狩衣(かりぎぬ)の一種]で裾が非常に長いものです。少年に使用されることもありました。②少女や若い女性の平安時代の略装のことです。衽(おくみ)のない細長い袿(うちき)で、正式の場合、小袿に重ねますが、普段はこれだけで着ました。近世には、元服前の女子の正装となりました。