【読み:あわせ】
袷とは、表地に裏地を縫い合わせる仕立ての裏地つきの着物です。 着用期間は10月はじめから5月末までです。(※「紗袷(しゃあわせ)」という紗の生地で仕立てられる袷の着物は、5月末から6月初の2週間程度が着用期間とされています。)
裏地にはすべりの良い羽二重などを用います。裏身頃、裏袖、裏衿、裏衽は胴裏とよばれる生地で、また以下裾までの部分には裾回しや八掛とよばれる生地で仕立てられます。留袖や訪問着などの裏は、表地と同じ共布で仕立てられます。
袷に仕立てる、袷仕立てというと、裏地つきのものということになります。