蓼藍とは

【読み:たであい】植物染料の一つです。タデ科の一年生草本で、葉や茎から染料を採ります。かすかな赤みと僅かな緑みを帯びたやや暗い青に染まります。濃色は、赤みが強くなり紫色に近く、中間色は、藍染めの中で最も美しい浅葱(あさぎ)色になります。中国から朝鮮半島を経て日本に伝えられ、古代から沖縄を除いた地域で藍染めに用いられてきました。

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