【読み:べんがらじま】
外来の平織り綿布の一種です。インドのガンジス河口に位置したベンガル地方で古くから織られ、江戸時代にオランダ船によって、輸入された縞織物です。経(たて)糸が絹を、緯(よこ)糸が木綿を用いた広幅ものをさします。ベンガル湾岸の土壌は、酸化鉄を多く含み、赤色の顔料である『紅殻(べにがら)』[=『弁柄』『紅柄』ともいう]を産出するため、地色は、赤系色のすす竹、かば色などで、縞柄は、千筋、棒縞などの縦縞のものをいいます。
【読み:べんがらじま】
外来の平織り綿布の一種です。インドのガンジス河口に位置したベンガル地方で古くから織られ、江戸時代にオランダ船によって、輸入された縞織物です。経(たて)糸が絹を、緯(よこ)糸が木綿を用いた広幅ものをさします。ベンガル湾岸の土壌は、酸化鉄を多く含み、赤色の顔料である『紅殻(べにがら)』[=『弁柄』『紅柄』ともいう]を産出するため、地色は、赤系色のすす竹、かば色などで、縞柄は、千筋、棒縞などの縦縞のものをいいます。