【読み:たいじゅうもん】獅子や鹿などの動物文様を左右対象に配置した文様のこと。三世紀ごろから、西アジアや中央アジアの遊牧民族の毛織物などに見られる。南北朝の末ごろから唐代の中国文様に取り入れられ、錦(にしき)などの高級絹織物の文様として多く用いられた。日本には、飛鳥・奈良時代に伝えられ、花樹対鹿文錦や獅子狩文錦が有名である。
【読み:たいじゅうもん】獅子や鹿などの動物文様を左右対象に配置した文様のこと。三世紀ごろから、西アジアや中央アジアの遊牧民族の毛織物などに見られる。南北朝の末ごろから唐代の中国文様に取り入れられ、錦(にしき)などの高級絹織物の文様として多く用いられた。日本には、飛鳥・奈良時代に伝えられ、花樹対鹿文錦や獅子狩文錦が有名である。