繁菱文とは

【読み:しげびしもん】

有職(ゆうそく)文様の一つです。四菱(よつびし)をわずかなすきまで割り付けた文様で、主として、単(ひとえ)に用いられます。四菱を立てたものを「立繁菱」といい、東宮や、冬の童直衣(わらわのうし)、摂家若年の単などに用いられます。また、「横繁菱」は、一般に用いられます。

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