小六染とは

【読み:ころくぞめ】

歌舞伎衣装につけられた「歌舞伎文様」の一つで、京の女形嵐小六(のち五代目嵐三右衛門)の始めたもので、延享4年(1747年)正月、中村座「桃桜重井筒」でお房役に紅白手綱染めを下着としました。また『嬉遊笑覧』には、横に雨降り、これにいろいろの筋を染めたものとあります。「小六染」として流行しました。

関連するキーワード

タグ「文様」に関連するワード

タグ「染め」に関連するワード

タグ「歌舞伎」に関連するワード