丁子染とは

ちょうじぞめ
丁子染
RGB /
221 / 184 / 126

CMYK /
05 / 20 / 40 / 08

Webカラー値 /
#DDB87E

【読み:ちょうじぞめ】

黄みの暗い褐色です。香木の丁子のつぼみと灰汁と鉄分で染めだされたもので、「香染」「濃き香」「こがれ香」とも呼ばれます。媒染剤を用いずに染めると、後世でいう白茶に近い色になり、「淡き香」「香色」と呼ばれます。いずれも落ち着いた色調で、染めてしばらくは色に丁子の香りが伴います。ただしとても高価だったため、一般には紅花と支子(くちなし)による代用染が行われました。もちろん香りではなく、色調も褐色みの乏しい黄橙色になります。

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