せぴあ
セピア
RGB /
098 / 045 / 024
CMYK /
00 / 54 / 76 / 62
Webカラー値 /
#622D18
098 / 045 / 024
CMYK /
00 / 54 / 76 / 62
Webカラー値 /
#622D18
【読み:せぴあ】
烏賊(いか)の墨を原料とした顔料、もしくは烏賊墨そのもののことをいいます。墨を出す墨汁嚢(ぼくじゅうのう)を切り取り、太陽にさらして乾燥させ、それを細かく砕いて絵の具にしたものがこの色の始まりで、甲烏賊(こういか)の意味のセピアという名前もギリシア語からラテン語を経由して、英語でもそのまま使われるようになりました。その顔料のもつ黒みの茶色に用いられます。 この色の歴史はきわめて古く、古代には文字を書くインクとして用いられていました。近世になり烏賊墨をアンモニアやアルカリで溶かし、塩酸で沈殿させて乾かし、顔料とするようになりました。しかし現代ではもっと安定性のよい化学製品にかわりセピアの名前だけがそのまま使われています。