【読み:ようじのり】
友禅染で防染に使われる糊置き技法の一種です。糯米(もちごめ)で固く作った糊を棒の先につけ、垂れ落ちる糊の線を布の下に入れた手で調整して受け止めて糊を置きます。原始的な手法ですが、均一な筒糊の線に比べて筆勢のように緩急のある線を描くことができます。現在主流になっている筒糊ができる以前の古法で、近代になって廃れましたが、戦後に山田栄一氏がこの技術の復興を試み、重要無形文化財に指定されました。
【読み:ようじのり】
友禅染で防染に使われる糊置き技法の一種です。糯米(もちごめ)で固く作った糊を棒の先につけ、垂れ落ちる糊の線を布の下に入れた手で調整して受け止めて糊を置きます。原始的な手法ですが、均一な筒糊の線に比べて筆勢のように緩急のある線を描くことができます。現在主流になっている筒糊ができる以前の古法で、近代になって廃れましたが、戦後に山田栄一氏がこの技術の復興を試み、重要無形文化財に指定されました。