【読み:かわまたはぶたえ】
福島県川俣地方で産する「軽目羽二重」のことです。古くから養蚕が盛んで、宝暦5年(1755年)、会津藩領になったおり、それまで行なわれていたこの地方の職技を綾織物に転じて農家の副業としました。
明治時代中期になると、輸出絹織物が盛んになったので、広幅の「輸出羽二重」に転向し、以後、その産地として知られています。現在は、おもに胴裏地に使用されています。
【読み:かわまたはぶたえ】
福島県川俣地方で産する「軽目羽二重」のことです。古くから養蚕が盛んで、宝暦5年(1755年)、会津藩領になったおり、それまで行なわれていたこの地方の職技を綾織物に転じて農家の副業としました。
明治時代中期になると、輸出絹織物が盛んになったので、広幅の「輸出羽二重」に転向し、以後、その産地として知られています。現在は、おもに胴裏地に使用されています。